2023 East Japan Sound Contest

※開催終了しました。ご参加いただきありがとうございました!


『2023 East Japan Sound Contest』
の開催が決定しました!
日程等は下記のとおりです。

日時 2023年4月23日(日)

タイムスケジュール
5:00 会場ゲート開門
6:00~8:30 エントリー受付
8:30~9:00 開会式
9:00~12:00 午前審査
12:30~16:00 午後審査
16:30~17:30 表彰式・閉会式
※スケジュールは、エントリー状況等により変更となる場合があります。
場所 花と泉の公園
 住所:〒029-3103 岩手県一関市花泉町老松下宮沢159-1
 電話番号:0191-82-4066


エントリー受付 受付開始:2023年2月25日(土) 12時(正午)~

受付締切:2023年3月12日(日)

※エントリーは先着順となります。定員に達し次第、締め切らせていただきます。

※エントリー台数により、受付締切日前でも早めにエントリーを締め切る場合があります。

※エントリー申し込みは、「サウンドフリークス」までFAX(0191-39-2845)にて申し込みいただくか、eastjapan.soundcontest@gmail.comまでメールにて申し込みください。

※2/25 13:20 オプションクラス(審査員クラス)、チャレンジクラスのエントリー受付を終了しました。

FAX…0191-39-2845

TEL…0191-39-2841


エントリーシート(Excel)
エントリーシート(PDF)

【エントリーフィー振込先】
口座名:イーストジャパン運営事務局
銀行名:みずほ銀行
支店名:虎ノ門支店
店番号:046
口座番号:普通 4477543




コンテスト詳細
2023年4月23日(日)岩手県一関市「花と泉の公園」にて【2023 イーストジャパンサウンドコンテスト】を開催いたします。

当コンテストは、主催ショップにより構成する「イーストジャパンサウンドコンテスト運営事務局」により運営するもので、評論家の先生方の審査により音質を競う“カーサウンドコンテスト”です。

ただ順位を競うだけでなく、審査後には審査員の先生から音質に関するコメント・アドバイスを受けられますので、今後の音づくりやシステムアップの参考としていただける貴重な機会になると思います。

また、参加者がお互いの車両を聴き合い意見交換を行うなど、ユーザー同士が交流する
“サウンドミーティング”を目的として開催するものでもありますので、同じ趣味を持つ方々との交流を楽しんでいただければと思います。


各クラス分けは「金額別」とし、「S・A・B・C・D・E」の6クラスとし、S~Eクラスは、エントリー締切後、平均台数(金額別で1クラス15台前後)になるように決めさせていただきます。

審査員クラスの課題曲は、審査員別に指定された1曲で審査します。審査員ごとの課題曲は決定次第公表いたします。

各クラスとも、再生メディア・音源に制限はありません。

※試聴時における注意点…試聴されるお客様の中には、ペースメーカーを使用されている方がいらっしゃる場合もございます。いわゆるスマートキーシステムのお車において、スマートキーが車両の近くにない場合や極端に近い位置にありますと、スマートキーが発する電波がペースメーカーに悪影響を及ぼす場合があります。スマートキーは、助手席など適切な場所に置くようにご配慮いただければ幸いです。


カテゴリー 審査員 課題曲 エントリー
フィー
Sクラス

システム合計が 311万円以上

小原先生
S~Eクラス共通課題曲

ボーカルとクラシックの2曲で審査します。
10,000円
Aクラス 2,192,000円~3,059,300円 土方先生
Bクラス 1,468,000円~2,185,000円 麻倉先生
Cクラス 1,082,000円~1,445,000円 潮先生
Dクラス 803,000円~1,077,000円 長谷川先生
Eクラス 273,000円~800,000円 峯岸先生
オプションクラス
(上記S~Eクラスへのエントリーが必須となります。)
審査員 課題曲  エントリー
フィー
審査員
クラス
審査をして頂く各先生(麻倉先生ASコース・潮先生Uコース・小原先生Oコース・長谷川先生Hコース・土方先生HIコース・峯岸先生MGコース 6名)を選んで頂き、選んで頂いた先生のジャッジによるクラスの設定も致しました。


車両審査後に、オーナーに対して審査員の先生からコメントをいただきます。

エントリー台数は、各先生(6名)共に約30台の予定です。

※なお、オプションクラスのみのエントリーはできません。必ず「S~Eクラスのエントリーをして頂きます。よって、審査員クラス1名にエントリーしたい場合は、エントリー料金は10,000円+6,000円=16,000円となります。

※2/25 13:00 エントリー受付終了しました。

麻倉先生
潮先生
小原先生
長谷川先生
土方先生
峯岸先生
審査員別
課題曲

審査員別に指定された1曲で審査します。
各6,000円
チャレンジクラス
(上記S~Eクラスへのエントリーが必須となります。)
チャレンジ
クラス

エントリー金額が200万円以下(税別)の車両がエントリー出来、審査員としまして

AV関西代表・・・・・岩元秀明氏

ジパング代表・・・・道祖尾裕二氏


の両名からジャッジ・アドバイスをして頂くクラスです。

エントリー台数は、40台限定です。

なお、入賞は、クラスを金額で半分に分けて表彰いたします。

※なお、チャレンジクラスのみのエントリーはできません。必ず「S~Eクラスのエントリーをして頂きます。よって、チャレンジクラスにエントリーしたい場合は、エントリー料金は10,000円+3,000円=13,000円となります。

※2/25 13:20 エントリー受付終了しました。

岩元秀明氏
道祖尾裕二氏
S~Eクラス共通課題曲

ボーカルとクラシックの2曲で審査します。
3,000円


クラス分けの金額は予定であり、エントリー台数により金額が変更になる場合があります。

●S~Eクラスは、上位6位までを入賞とし、トロフィーを贈呈いたします。

●審査員クラスは、上位7位までを入賞とし、トロフィーを贈呈いたします。

●チャレンジクラスは、2クラス共に上位5位までを入賞とし、トロフィーを贈呈いたします。

●審査の順番は、審査会場への入場が遅い順番(最後に入場した車両が最初に審査を受ける)となります。

●当日は、午前中にS~Eクラスの審査を行い、午後は審査員クラスの審査を行い、終了次第表彰式を行います。

●各クラス共にエントリー代金には、「お弁当と飲み物」(1名様分)が含まれます。お弁当の追加がある場合は、事前に申し込みしてください。

入金期日は2023年3月24日(金)厳守でお願いいたします。

●入金後のキャンセルにつきましては、返金ができません。

●振込手数料は、各SHOP様にてご負担ください。

【振込先】

口座名:イーストジャパン運営事務局
銀行名:みずほ銀行
支店名:虎ノ門支店
店番号:046
口座番号:普通 4477543




審査員のご紹介

麻倉 怜士先生

オーディオビジュアル評論家。デジタルメディア評論の第一人者として名高い。

潮 晴男先生

オーディオビジュアル評論家。雑誌などの幅広い執筆活動を行う一方で映画などの音楽監督にも携わる。

小原 由夫先生

オーディオビジュアル評論家。エンジニアの経歴を持ち、システムの追求を怠らない実践派として有名。

長谷川 教通先生

オーディオビジュアル評論家。その高い見識で幅広い分野で活躍している。

土方 久明先生

ハイレゾやストリーミングなど、デジタルオーディオ界の第一人者。テクノロジスト集団・チームラボのコンピューター/ネットワークエンジニアを経て、ハイエンドオーディオやカーAVの評論家として活躍中。

峯岸 良行先生
今年度初参加の峯岸良行先生。来年度からヨーロピアンサウンドカーオーディオコンテストのジャッジを担当。


課題曲

■S~Eクラス共通 課題曲


Gabi Hartmann / Gabi Hartmann

審査トラック:Track 1/
Buzzing Bee

ハイレゾ配信:
https://www.e-onkyo.com/music/album/sme196589072863/

【麻倉怜士先生】
オーディオ的にはヴォーカルのセンター定位、その音像の豊かさ、背後のコーラスの拡がり、ベースのスケール感、その音階感、ピアノの音色感……などがチェックポイント。音楽的には、この歌手が持つワン・アンド・オンリーの、テンションを張りながら、同時に暖かく、コケティッシュな声の魅力が表現できるか。フレンチポップとスウィングジャズをミックスしたような、おしゃれなフィーリングが、聴けるか。超ハイファイではなく、アナログ的に輪郭が気持ち良く丸まっている、優しい雰囲気が、再現できるか。クラリネットの音色は正しく再現されるか。ヴォーカル音像は大きいが、きちんとボディを持ち、強大すぎてもいけない。

【潮晴男先生】
クラリネットを交えたカルテットをバックに歌うフランスのシンガー・ソングライター、ガビ・ハートマンの曲です。子供のころからジャズに親しみブラジルでサンバとボサノバに熱中したというだけに、この曲からもそうした雰囲気が伝わってきます。メランコリックで温かみのある声を丁寧に描き出すことがポイントですが、快活で抜けの良いサウンドに仕上がっているので、クリアネスを失わないように気を付けましょう。ボーカルはセンターに定位しますが、バックのコーラスとの距離感にも大切に。ピアノとクラリネットの音色が薄まらないように気を付けましょう。プロデューサーがノラ・ジョーンズと同じジェシー・ハリスなので、どことなく音作りのセンスが似ているようにも思います。

【小原由夫先生】
まずはベースが先導するテンポが生み出すスウィング感に注意を払いたい。ピアノの軽快なタッチ、ドラムのブラシの質感、ギターのカッティングのニュアンスもしっかり出したいところだ。そして肝心のヴォーカルは、爽やかなようでいて、ちょっとアンニュイでそこはかとない色艶をさり気なく醸し出ている。コーラスの広がりが描くステレオイメージの立体感から、ヴォーカルのソロはスキャットのパートも克明に張り出す。約2分30秒辺り、右チャンネルから聴こえるクラリネットの明瞭なフレージングまで聴いていたい。

【長谷川教通先生】
「Buzzing Bee」だけ聴くと、ピアノとベースにドラム……典型的なジャズヴォーカルなのかと思うと、ちょっと違う。じゃフランス的かというと、それも違う。アルバム全体を聴けば、歌詞が英語だったり、フランス語だったり、ポルトガル語の曲もある。そうだ!ガビ・ハルトマンの音楽には、ジャズやラテン、トラディショナルな要素が混じり込んで、それが彼女だけに備わった雰囲気を醸し出しているんだ。
まずは、この声を表現できないとはじまらない。音場はいくぶん緩めで、ピアノとコーラスがアメリカっぽいノリで、それに南米風のフィーリングも。ベースがテンポとリズムを支えているが、あまり膨らませすぎないこと。スッとハルトマンの音像が立ち上がる。ウォームで、ちょっと甘ったるさをスパイスにしたような声。痩せた声にはしてほしくない。歌詞は淋しいんだけれど、どこかメランコリック。でも暗くはない。センターから左chにかけてのコーラスと、センターにやや張りだすヴォーカルとの掛け合いが面白い。ベースとヴォーカルの絡み合いも聴きどころです。

【土方久明先生】
ガビ・ハートマンはフランス・パリ出身のシンガーソングライター/ギタリスト。本作はノラジョーンズの楽曲制作にも関わるジェシー・ハリスを共同プロデューサーとして起用している。イントロのピアノの質感は、高~中音域の帯域バランスが左右する。ピアノ音色は楽曲を通じてオーバーオールや第一印象に大きく影響する重要なポイントだと思う。ベースは弾力的な表現を持っているのでバックミュージックに対しての適度な音量とディテールで表現したい。センター定位するボーカルの質感は比較的柔らかい。つまり極端なオンマイクではないので、シャープになりすぎないよう表現してほしい。またバックミュージックに対する浮かび上がり(前後の定位)も注目ポイントで、歌い回しのところどころに南米風のリズムも感じる音楽性も表現できればベストだろう。

【峯岸良行先生】
『Buzzing Bee』は、Gabi Hartmanによるジャジーなポップソングである。恋人が去ってからの深い悲しみと彼女のパートナーがいつ帰ってくるのか分からない不安や切なさを、ゆったりとスイングした軽快なリズムと対比して表現している。メジャーペンタトニックのメロディと、シンプルで明るいハーモニーの奥に何か歌詞と結びつく意味があるような深みを感じるが、残念ながら私の英語力のなさゆえにどのような詩的表現かはわからない。英語の得意な方に意訳していただきたい所だ笑。本楽曲のミキシングもおおらかな雰囲気であり、ややもすると歌唱や演奏のタイミング早かったり音量が大きい箇所が気になったりしなくもないが、細かいことは気にせずゆったりとした気持ちで聞けるようにしたい。

ガーシュウィン:パリのアメリカ人 他 / サンフランシスコ交響楽団,小澤征爾


審査トラック:Track 8/
Gershwin: パリのアメリカ人

ハイレゾ配信:
https://www.e-onkyo.com/music/album/uml00028948259915/

※当音源は、192Khz/24bitのみの音源となります。再生できないシステムの場合は、CD音源が発売されております。売り切れている場合等、ご質問は「コンセプトファクトリー」0178-51-8104(下道)までご相談ください。

【麻倉怜士先生】
「管」「弦楽」が総動員の派手で、カラフルな作品。それぞれの楽器の音色が正確に再現できることが大事。解像度がひじょうに高いので音色、音楽の流れのディテールまで、しっかり再現できるはずだ。左右いっぱいに広がる音場で、楽器の定位もたいへん明確だ。その位置の再現は大事なポイント。各楽器の音色はカラフルを追求しすぎて、破綻しないように、バランスを大切に。ハイクオリティに楽しく聴かせて欲しい。

【潮晴男先生】
ジョージ・ガーシュウィンが1920年代に過ごしたパリの活気あふれる心象風景をオーケストラ楽曲に書き上げた現代クラシックの代表的な作品です。今回の課題曲は1976年に小澤征爾が指揮を執ったサンフランシスコ交響楽団の曲ですが、時代的な古さをあまり感じさせない録音なので、鮮度感を大切にしつつ音のコントラスト感が出るように静と動のバランスを整えてください。あまり個々の要素に拘りすぎるとあらが目立ってきますが、抑えすぎると活力がなくなってしまうので、そのせめぎあいがポイントになります。都会の喧騒を音に換えた巧みな曲作りがなされているのでそうした陽気なイメージが音作りに反映されるように心がけてください。

【小原由夫先生】
第一部の主題は、パリの街をアメリカ人観光客が散策する様子が描かれており、いわゆるお登りさん状態で街並みを闊歩するそのリズミカルな軽快さを意識したい。そこにクラクションやブレーキ音を模した打楽器がけたたましく鳴り響くが、それらの定位も重要。闊歩する様子をシロフォンが繰り出すリズムが担い、ウキウキとした陽気な気分をユーモラスに演出する旋律は躍動的かつダイナミックで、幾分派手目なオーケストレーションも十二分に引き出したいところだ。その上で全体に求められるのは立体的なステレオイメージで、弦と管のスケール感豊かなアンサンブル。リズムを強化する打楽器群とのバランスにも気を付けたい。最大でも3分20秒辺りまでがチェックポイントとなろう。

【長谷川教通先生】
1970年代、若き指揮者がトロント響、サンフランシスコ響、ボストン響と破竹の勢いで駆け上っている頃のアナログ録音。当時、小澤の創り出すサウンドは、まるで日本のすまし汁のようだと言われていました。透き通った出汁の中に旬の素材が映える……そんなイメージが欧米のリスナーには新鮮だったのです。「パリのアメリカ人」もまさに小澤サウンドの真骨頂です。
弦セクションが醸し出すすっきりと整えられた響きは、パリの街の空気感。そこに木管や金管、打楽器が街の喧騒や生き生きとしや人々の往来、車のクラクションなどが散りばめられています。音楽の編成は大規模なのですが、音圧やダイナミックさで迫る演奏ではありませんが、だからといって金管がおもちゃのようになってはいけないし、音場も小さくまとめてしまないように。響きも貧弱になってはいけません。軽快に、弾むように、活気あるパリの街を描く出してください。

【土方久明先生】
1970年代に小澤征爾がサンフランシスコ交響楽団とコラボレーションしたタイトル。広義なジャンルはクラシックだが、楽しくメロディアスな意図を持つ楽曲なので、メロディラインと抑揚を音楽性豊かに表現したい。70年代の録音とはいえオーケストラを構成する各楽器の分解能は高く、サウンドステージも広く、位置関係も明瞭に提示される良質な録音だと判断している。クラシック楽曲は特にソースに忠実な帯域バランスを求めたいが、トランペットをディテール明瞭で空間に飛び出させようとして、あまりにもブライトに聞こえないように注意したいところ。本楽曲については楽器のディテールが明瞭なのでそれを利用して空間のデプス(奥行き)も出したい。

【峯岸良行先生】
『パリのアメリカ人』は、ジョージ・ガーシュウィンが1951年に作曲した楽曲である。この楽曲は、アメリカ人男性がパリで恋に落ちる物語を描いた同名のミュージカル映画のテーマ曲として知られている。ジャズとクラシック音楽を融合させたハーモニーが美しく実にリズミカルである。冒頭のシンコペーションは、ジャズのリズムで音楽の雰囲気を決定づける。フレーズはフランスの音楽や文化を連想させ、パリの雰囲気を醸し出す。楽曲のクライマックスでは、ジャズのスイング感とクラシック音楽の壮大さが融合した美しいメロディ、リズム、ハーモニーで愛される楽曲である。録音は鮮烈な高音域が特徴でアナログ録音ならではの質感があるが、それが耳障りにならないように滑らかで優雅さのある再生音を心がけたい。


■審査員クラス 課題曲


審査員「麻倉 怜士先生」クラス
 課題曲


Radio Music Society[Deluxe Edition] / Esperanza Spalding

審査トラック:Track 1 /
Radio Song

ハイレゾ配信:
https://www.e-onkyo.com/music/album/uml00888072452046/

【麻倉怜士先生】
ポップとジャズを混ぜた色気感。ラテン系フレンチポップのジャズ版のよう。ダブルトラックを混ぜた地声と裏声のミックスが快適で、おしゃれに快速に紡がれる。冒頭の弱音のパーカッションとのスキャットが明瞭か。次ぎに入るエレキベースが雄大に、しかも締まりよく、さらに音階が正しく再現できるか。タムの叩きのレスポンスはどうか。その迫力のベースとドラムスを背景に、ヌケの良いヴォーカルが、気持ち良く歌う。その絡みの再現。コーラスや金管、キーボード、パーカッションとの有機的な絡みが、クリヤーに再現できるか。1:09から曲想と歌い方がハードになる。音楽的な盛り上がりを、システムは余裕を持って鳴らせるか。進行に従って、音数は多くなるが、それらが混濁せず、クリヤーに聴けるか。2:09からまた楽想が変わり、金管と濃密な絡みが上手く再現できるか。



審査員「潮 晴男先生」クラス
 課題曲


ユーミン万歳!~松任谷由実50周年記念ベストアルバム~ / 松任谷由実

審査トラック:Track 1 /真夏の夜の夢[2022 mix]

ハイレゾ配信:
https://www.e-onkyo.com/music/album/uml00602448528704/

【潮晴男先生】
ユーミンが2022年にリリースした51曲を収録するオールタイムベストの中から1曲目に収められている「真夏の夜の夢」を選びました。この曲は24枚目のシングルとして発売されたものですが、ここではアルバム「U-miz」のバージョンが使われています。図太く歯切れの良いベース、リズム感のしっかりしたドラムとパーカッションがドライブ感たっぷりのサウンドを描き出しています。ユーミンのボーカルはリズムセクションに負けないよう、明瞭度の高い表現力で聴かせてください。定位はセンターですが、前に出てくるバランスではなく位置的には少し後ろです。いずれにしてもノリの良さがこの曲のポイントです。Hi-Fiドンシャリ大いに結構。ただしやり過ぎると田舎臭い音になるので要注意。元気は欲しいけどその中に洗練された感じがあるといいですね。



審査員「小原 由夫先生」クラス 課題曲


Midnights / Taylor Swift

審査トラック:Track 3 / Anti-Hero


ハイレゾ配信:https://www.e-onkyo.com/music/album/uml00602448638786/

【小原由夫先生】
超強力でマッシブな反復ビートに怯むことのない低域再生をまず目指した上で、電気的なりヴァーブが施されたヴォーカルの定位は決してピンポイントに小さく絞り過ぎず、やや大きめの音像にてダッシュボード上に浮かび上がらせてほしい。シンセサイザーを主体とした伴奏の分厚いメロディーがその声を包む込むように広がることにも注意したい。



審査員「長谷川 教通先生」クラス
 課題曲

ピアソラ スタンダード&ビヨンド / 三浦一馬五重奏団

審査トラック:Track 3 /
ミケランジェロ70

ハイレゾ配信:https://www.e-onkyo.com/music/album/cokm44095/

【長谷川教通先生】
2008年の第33回アストル・ピアソラ国際コンクールで史上最年少での準優勝を果たした三浦一馬のバンドネオンを中心に、神奈川フィルのコンマスの石田泰尚のヴァイオリンが加わり、さらにギター、ピアノ、コントラバスという五重奏団によるアルバムから「ミケランジェロ」です。ピアソラが新しくオープンするクラブ「ミケランジェロ」のために作曲した曲です、
今回はあえてボーカルを選びませんでした。ステレオ再生のステージをいっぱいに満たす伸びやかで生き生きと伸縮する音場の再現を目標にしたからです。三浦一馬のバンドネオンを中心に、オレ様流のヴァイオリンで知られる石田泰尚、それにピアノとギター、コントラバスが加わった五重奏。前列左にヴァイオリン、中央にバンドネオン、右にギター、背後にコントラバスとピアノといった配置です。とにかく響きが分厚くてダイナミック。激しいリズムはキレッキレ。定位がどうのという以前に、リスナーの眼前にステレオ再生のステージングがしっかりと描き出されること。左chからダッシュバード上を緩やかな円弧を描くイメージで右chに、ステージが偏ったりゆがんだり、こじんまりとすることなく、リスナーに訴えかけてきてほしい。その響きの中から浮き上がるようにヴァイオリンの高域が鋭く飛び出し、バンドネオンが歌う……これらの音色が薄っぺらくならないように、リアルに鳴ってほしい。コントラバスの量感も凄いですね。



審査員「土方 久明先生」クラス
 課題曲

Brahms: Double Concerto & C. Schumann: Piano Trio / Anne-Sophie Mutter, Pablo Ferrández

審査トラック:Track 3 /
Double Concerto in A Minor, Op. 102: III. Vivace non troppo

ハイレゾ配信:
https://www.e-onkyo.com/music/album/sme196589194497/

【土方久明先生】
著名女性ヴァイオリニスト、アンネ=ゾフィー・ムターがスペインのチェロの新鋭パブロ・フェランデスと共演した。音質に優れたタイトルを多数輩出するレーベルSONYクラシカルからの発売となる。ムターはドイツ・グラモフォンレーベルのタイトルが多いが、フェランデスの並外れた才能を早い段階で見出し「真に特別な人」と称賛した彼女がレーベルを跨いでの共演を望んだという。本アルバムからは二人のふつふつと湧き上がる情熱を感じ取れる。イントロから始まるヴァイオリンとチェロは左右のスピーカーの間に比較的幅広く表現される、同時に聞こえるオーケストラのコントラバスは大きすぎず小さすぎず適度な音量で表現したい。弦楽器が2本ということでそれぞれの質感には注意したいところだが、と0:50付近からオーケストラが一気に加わり盛り上がる。そのダイナミックさと左右に動くムターのヴァイオリン表現が上位クラスの順位を左右するかもしれない。




審査員「峯岸良行先生」クラス
 課題曲

あなた / 宮本浩次

審査トラック:Track 1 /
あなた

ハイレゾ配信:
https://www.e-onkyo.com/music/album/uml00602435324555/

【峯岸良行先生】
1978年に小坂明子デビューシングルの「あなた」の、宮本浩次によるカバーバージョン。ファルセットと地声で緻密に描き出される幸せと悲しみのストーリーが聞く人の心を揺さぶる。再生のキモはやはり明確なセンターファントム音像のヴォーカル。リバーブ成分による包まれ感も両立できていることが望ましい。各楽器はイントロではピアノは右手と左手のバランスに注意し、ヴァース9小節目以降からのオルガンの音色の特色づけているロータリースピーカーエフェクト独特の音像移動感と広がりが感じられ、ハイポジションからだんだんと降りてくるようなベースのフレーズの各音程が均一な音量であることが望ましい。ドラムはタム等の音像感に注意。全体のバランスや音色がふさわしく楽曲を通して飽和することなくディテールを感じられることが望ましい。
コンテスト リザルト
【金額別クラス】
Sクラス
順位 エントリー№ ショップ名 車両名 
1 S9 サウンドフリークス BMW 523dツーリング
2 S8 イングラフ BMW 118d
3 S14 サウンドフリークス BMW 320d
4 S1 イングラフ BMW X2
5 S6 サウンドフリークス BMW M4
6 S13 サウンドフリークス BMW 320d

Aクラス
順位 エントリー№ ショップ名 車両名 
1 A12 サウンドフリークス BMW X2
2 A11 ラヴィッド レンジローバーイヴォーク
3 A8 カーオーディオクラブ ベンツ GLA
4 A15 サウンドフリークス VW ゴルフヴァリアント
5 A4 ラヴィッド BMW 523d
6 A9 コール松本 ベンツ GLA35

Bクラス
順位 エントリー№ ショップ名 車両名 
1 B4 レジェーラ トヨタ ブレイドマスター
2 B2 フィール BMW 740i
3 B5 サウンドフリークス BMW 330iツーリング
4 B1 アインジール トヨタ プリウスα
5 B11 個人 BMW X4
6 B15 コンセプトファクトリー ホンダ ステップワゴン

Cクラス
順位 エントリー№ ショップ名 車両名 
1 C3 サウンドツアラー VW ゴルフ6GTI
2 C4 イングラフ トヨタ クラウン
3 C7 コンセプトファクトリー ホンダ ヴェゼル
4 C5 ビーンズ BMW 116
5 C1 ビーンズ スバル レガシィ
6 C2 フィール トヨタ カローラルミオン

Dクラス
順位 エントリー№ ショップ名 車両名 
1 D4 コンセプトファクトリー スバル レヴォーグ
2 D13 サウンドエスパス スズキ ハスラー
3 D7 サウンドウェーブ スバル レヴォーグ
4 D15 コール松本 スバル インプレッサ
5 D1 サウンドスペース トヨタ プリウス
6 D14 サウンドスペース スズキ ワゴンR

Eクラス
順位 エントリー№ ショップ名 車両名 
1 E6 伊藤商会 スバル サンバーバン
2 E7 ラヴィッド ホンダ ステップワゴン
3 E11 イングラフ ホンダ N-BOX
4 E8 サウンドエスパス スズキ アルトワークス
5 E3 ビーンズ トヨタ ヤリス
6 E10 サウンドフリークス ニッサン デイズ

【審査員クラス】
小原先生
順位 エントリー№ ショップ名 車両名 
1 A12 サウンドフリークス BMW X2
2 S7 サウンドフリークス レクサス RX450h
3 A8 カーオーディオクラブ ベンツ GLA
4 A2 サウンドフリークス トヨタ カムリ
5 S14 サウンドフリークス BMW 320d
6 S8 イングラフ BMW 118d
7 B5 サウンドフリークス BMW 330iツーリング

土方先生
順位 エントリー№ ショップ名 車両名 
1 S10 フィール BMW M5
2 S9 サウンドフリークス BMW 523dツーリング
3 A12 サウンドフリークス BMW X2
4 S6 サウンドフリークス BMW M4
5 A8 カーオーディオクラブ ベンツ GLA
6 S8 イングラフ BMW 118d
7 S14 サウンドフリークス BMW 320d

麻倉先生
順位 エントリー№ ショップ名 車両名 
1 S1 イングラフ BMW X2
2 A12 サウンドフリークス BMW X2
3 S8 イングラフ BMW 118d
4 S9 サウンドフリークス BMW 523dツーリング
5 S10 フィール BMW M5
6 B5 サウンドフリークス BMW 330iツーリング
7 A8 カーオーディオクラブ ベンツ GLA

潮先生
順位 エントリー№ ショップ名 車両名 
1 S8 イングラフ BMW 118d
2 A12 サウンドフリークス BMW X2
3 S6 サウンドフリークス BMW M4
4 A9 コール松本 ベンツ GLA35
5 A1 コール松本 アバルト595
6 S14 サウンドフリークス BMW 320d
7 A8 カーオーディオクラブ ベンツ GLA

長谷川先生
順位 エントリー№ ショップ名 車両名 
1 S10 フィール BMW M5
2 S1 イングラフ BMW X2
3 A3 イングラフ トヨタ ハリアー
4 D13 サウンドエスパス スズキ ハスラー
5 A14 ビーンズ VW ポロ
6 A15 サウンドフリークス VW ゴルフヴァリアント
7 C11 サウンドツアラー トヨタ ノア

峯岸先生
順位 エントリー№ ショップ名 車両名 
1 S6 サウンドフリークス BMW M4
2 A12 サウンドフリークス BMW X2
3 A8 カーオーディオクラブ ベンツ GLA
4 S14 サウンドフリークス BMW 320d
5 B7 スーパーオートバックス加賀店 トヨタ カムリ
6 A6 アインジール ニッサン ノートオーラ
7 B3 イングラフ トヨタ カローラ

【チャレンジクラス】審査員:岩元秀明氏、道祖尾裕二氏
Aコース
順位 エントリー№ ショップ名 車両名 
1 B11 個人 BMW X4
2 B8 サウンドフリークス BMW 320i
3 B14 フィール スズキ スペーシアカスタム
4 B12 サウンドフリークス BMW 420i
5 C12 サウンドツアラー ホンダ シビック
6 C5 ビーンズ BMW 116
7 D1 サウンドスペース トヨタ プリウス

Bコース
順位 エントリー№ ショップ名 車両名 
1 E11 イングラフ ホンダ N-BOX
2 E4 サウンドスペース ニッサン エクストレイル
3 E2 サウンドフリークス ホンダ N-ONE
4 D12 エピック トヨタ ランクルプラド
5 D6 SAB三鷹 トヨタ ハリアー
6 E5 SAB三鷹 VW クロストゥーラン
7 D11 個人 トヨタ ヴィッツ

主催ショップ(北より)

イングラフ
(青森) TEL:0178-38-7213  担当:木村

コンセプトファクトリー
(青森) TEL:0178-51-8104  担当:下道

サウンドツアラー
(青森) TEL:0178-34-5556  担当:石橋

サウンドフリークス
(岩手) TEL:0191-39-2841  担当:佐藤

ラビッド
(岩手) TEL:0191-78-0587  担当:佐々木

サウンドスペース
(宮城) TEL:0224-52-6943  担当:高野

サウンドエスパス
(福島) TEL:0246-62-0707  担当:田巻

コール松本
(長野) TEL:0263-28-1551  担当:小林

カーオーディオクラブ
(大阪) TEL:072-697-4711  担当:高橋

ご不明な点がありましたら、お気軽にご連絡ください。